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2023.11.28
コラム
【コラム】どうする?お宮参りと百日祝い
お子さん、お孫さんのご誕生おめでとうございます。赤ちゃんとの初めての行事としてお宮参りと百日祝いを考えているご家庭も多いかと思います。
このコラムでは、お宮参りと百日祝いを改めて紹介します。赤ちゃんやご家族にとって大切な日を迎えるために、こちらの記事を参考にしてくださいね。
お宮参りとは?
お宮参り(おみやまいり)は、赤ちゃんが無事に生誕1か月目を迎えたことへの感謝を神社へ伝え、今後とも元気に育ってくれますようにと、健やかな成長をお参りする行事です。地域によっては、お宮参りのことを「初参り(はつまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」や「初宮参り(はつみやまいり)」とも呼びます。
お宮参りの由来は?
お宮参りとは本来、赤ちゃんが土地の守り神である産土神(うぶすながみ)と対面し、晴れて氏神様(産土神)の氏子として迎えられる祝福の儀式であったと言われています。お宮参りは鎌倉・室町時代にはすでに行われていたようです。当時は赤ちゃんの死亡率が高く、お宮参りの際は無事に産まれ、これからも健やかに成長できるようにという切なる願いが込められていたようです。
いつどこでお参りする?
お宮参りの時期は、男の子は生後31日目から32日目、女の子は生後32日目から33日目が一般的です。しかし、近年では、生後3ヶ月頃までの間で、家族や親戚が揃う日や、大安などのお日柄の良い日にお宮参りをする方も多いようです。お食い初め(百日祝い)と合わせてお宮参りをされる方もおられます。赤ちゃんやママの体調を最優先に、気候の良い日にお参りをしましょう。
お参りする神社は、地域によっても異なりますが、一般的には赤ちゃんが生まれた土地の神社や、居住地の近所の神社を選びます。最近では人気の神社やご家族にゆかりのある神社に参拝する方もあり、ご家族の都合に合わせて選ぶことができます。
また、神社だけではなく、菩提寺や霊験寺院、観音堂、地蔵堂へ行かれることもあります。
お宮参りの服装は?
お宮参りの日の赤ちゃんの服装は、白羽二重に祝い着が基本です。お宮参りは赤ちゃんにとって初めてフォーマルな服装を着る場です。神様にお礼、お願い事をすることになりますので、マナーとしては、ご家族もフォーマルな装いがベストです。赤ちゃんの着物は、男の子は熨斗目(のしめ)模様、女の子は友禅模様が定番です。熨斗目模様は、龍や虎、兜、軍配、宝船など、勇壮な絵柄が特徴的なデザイン。友禅模様は、花や動物、風景など、繊細で華やかなデザインです。この祝い着を七五三の着物としても着られるように用意するご家庭もあります。
また、最近ではセレモニードレスの着用も増えているようです。
両親や祖父母の服装は、赤ちゃんの服装を引き立てる上品で控えめなデザインを選ぶのがおすすめです。洋装の場合は、セレモニースーツやワンピースなど。色は黒や濃紺、グレー、ベージュなど落ち着いた色が最適です。
当日までの準備
・神社の予約…神社によっては事前の予約が必要な場合があります。
・初穂料(玉串料)の確認…お宮参りでご祈祷の前にお支払いする料金を玉串料(たまぐしりょう)や初穂料(はつほりょう)といいます。また初穂料が決まっている神社もありますので、ホームページなどで確認しておきましょう。特に決まりが無い場合、一般的な初穂料は5000円~1万円が相場となっています。
・両家の祖父母との打ち合わせ…当日の服装や、参拝後の食事会や撮影をする場合の流れを両家の祖父母へ伝えておきましょう。
お宮参りでは誰が抱っこする?
古くからのしきたりでは、父方の祖母が赤ちゃんを抱いてお参りすることになっていました。その理由としては、古くは出産を“穢れ“とする考え方があり、生後1か月ごろは、母親(ママ)はまだ出産の穢れの「忌み」期間にあったため、お宮参りに参加することが許されていませんでした。
しかし、現在ではこうしたしきたりは薄れ、誰が抱っこしても大丈夫です。パパ、ママ、赤ちゃんのご家族3人で参拝する人も増えています。
(出典:京都かしきもの)
百日祝いとは?
百日祝い(ももかいわい)とは、お食い初めとも呼ばれ、赤ちゃんが生まれてから100日のお祝いです。100日間元気に育ったことへの感謝と、「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」「これからも元気に成長するように」という願いを形にしたお祝いの儀式です。お祝いの食事を用意して、赤ちゃんに食べ物を食べさせるマネをします。
百日祝いの由来は?
平安時代、赤ちゃんにお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事があり、これがお食い初めの始まりといわれています。昔は衛生面や栄養面も良くなく、無事に育つことが大変難しかったので、さまざまな節目で赤ちゃんの成長を祈る儀式やお祝いが行われてきました。
いつどこでお祝いすればいい?
生後100日前後に行うのが一般的ですが、あくまでも目安なので、100日ぴったりに行う必要はありません。赤ちゃんとママの体調を考慮しながら、日程を決めましょう。
場所についても特にルールはありません。自宅やホテル、レストランなどそれぞれのご家庭によって決めて大丈夫です。ホテルやレストランにはお食い初めのお祝いプランがあるところもあり、自分で料理の準備をする手間が省けるメリットがあります。
また、写真館で撮影したあとに、ホテルやレストランでお祝いするパターンや、写真を撮るだけなど、ご家庭によりさまざまなお祝いの形があります。
お食い初めではどんな料理を用意するの?
生後100日前後の赤ちゃんはまだ固形物は食べることができないので「お食い初め」とは、赤ちゃんに食べ物を食べるマネをさせる儀式です。
お食い初め膳は、日本の昔ながらの食事「一汁三菜」を基本とし、ご飯・汁物・おかず3品(焼き魚・副菜・香の物)を用意するのが一般的です。地方により食材は異なりますが、どれも縁起が良いという意味合いの込められた料理です。それぞれの料理の意味は以下になります。
- 鯛…お食い初めの献立のメインとなるのが、尾頭付きの焼き鯛です。鯛は語呂が「めで鯛(たい)」に通じることや、タイの色が紅白のめでたい色合わせであることから、縁起物としてお祝いの席で振る舞われてきました。
- 赤飯…もち米を小豆の色で赤く染め上げた赤飯もお祝いの席で欠かせない伝統的な料理のひとつです。日本では昔から、赤色の食べ物には魔除けや災いを避ける力があると言われてきました。赤ちゃんが「病気や災難にあうことなく、健やかに成長しますように」という願いを込めて赤飯を準備します。
- お吸い物…お吸い物には「吸う力が強くなるように」という意味があり、成長を願うお食い初めでは欠かせない料理のひとつです。お吸い物の具としてハマグリが良く使われますが、それは、ハマグリが対になっている貝以外は合わないという特徴があることから「相性の良い人と巡り合えますように」という願いも込められています。
- 煮物…おめでたい意味のある具材を使用します。「よろこぶ」にかけた昆布や、明るい先行きを示すレンコン、真っ直ぐにすくすく育つタケノコなどが代表的です。
- 香の物…漬物の総称として使われており、「香り高いもの」という意味があります。お食い初めでは、「しわができるまで長生きしますように」という願いを込め、梅干しが使用されることが多いです。香の物の代わりに酢の物が用意される場合もあります。紅白なますやタコの酢の物を使う場合も。
- 歯固め石…料理のほかに、歯固め石も用意します。強い歯が生え、しっかり噛み丈夫に育ってほしいという願いが込められてます。
まとめ
お宮参りも百日祝いも子どもの成長を願って日本で古くから行われてきた伝統的な行事ですが、堅苦しく考えすぎず、お祝いの気持ちを大切にしましょう。
ママと赤ちゃんの体調を最優先に、各家庭に合ったお祝いの形を選んでくださいね。
(出典:ナイスベビーラボ、ミルポッシェ)
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